はじめまして「春日部の蜂蜜」です。

私たちは、昔ながらの製造法ではちみつ造りをしています。
春日部・宮代、野田の養蜂場で採れた、花の蜜だけの蜂蜜。
もちろん非加熱、自然の味わいやビタミン・ミネラルもそのまま。
懐かしい味のする蜂蜜です。


紀元前1500年頃のエジプト「パピルス」、紀元前1000年頃のインド「アーユルヴェーダ」、紀元前500年頃古代ギリシャ「ヒポクラテス」、西暦600年頃イスラム教の聖典「コーラン」、中国最古の薬物書「神農本草経」等ではちみつは薬として扱われました。

はちみつは、蜜蜂が花蜜をお腹の蜜胃に溜めて巣に持ち帰えるところから始まります。蜜蜂はα-グルコシダーゼを分泌しショ糖の花蜜をブドウ糖と果糖に分解します。
巣の蜜蜂は協力して口移しで蜜を巣穴に運びます。蜜蜂は、巣穴に貯蔵された蜜を再び蜜胃に取り込み、水分調整をしたり羽ばたいて乾かし、糖度が高まると巣の蜜に蓋を掛けます。養蜂場は、蜜蓋を蜜刀で切り落として遠心分離機で蜜を絞り網によるろ過で、不純物を濾し取ります。

これが昔からの本当の蜂蜜。

今多くのはちみつは安価に作るため、様々な形で人の手が入ります。
蜂蜜を全て搾り取るためには砂糖水の餌が欠かせません。餌の砂糖水は必ず蜂蜜として巣に溜まります。他にも花ごとに蜜を分けるため、巣の蜜を全て絞ることで給餌の必要性が出たり。
糖度が上がる前に花季が終われば絞らねばなりません。糖度が足りなければ加熱や、ドライをして乾かします。蜜の脱色工程や、蜜の中の花粉をフィルター除去するため、加熱をします。
「純粋蜂蜜」と明記の無いものには、後から水飴等で加糖をした加工蜜もあります。

純粋の記載には、加熱や給餌、乾燥等の工程については不問です。ヨーロッパでは加熱した場合、蜂蜜と明記できない厳格なルールの国もあります。

ビタミンやミネラル、酵素等は加熱で損なわれます。それに花蜜だけでないなら、本物と呼べる蜂蜜では無くなってしまいます。昔から健康の為に使われてきた蜂蜜とは、似て非なる蜂蜜です。

はちみつは生活に必ず必要は無いかもしれません。
でも、蜂蜜には足りないビタミンCをレモンで補うはちみつレモン。そこへ少量の塩分を加えれば夏の万能な栄養ドリンク。蜂蜜とシナモンは免疫増強に最良の組み合わせ。朝食に。焼いたトーストへバター・蜂蜜・シナモンの絵はほっこり。クレオパトラは巣をクリームとしたり、入浴時にはちみつを使ったりと美のために蜜蜂を使い倒しました。今でも蜂蜜を使ったヘアケアや美肌製品が多くある。
やはり、はちみつは暮らしの中に浸透しています。

だから、これからの良き、楽しき、はちみつライフの為に、昔ながらの作り方に拘って養蜂をしていきます。


巣の中で、熟成されたはちみつです

春日部・宮代養蜂場と野田養蜂場で採れるはちみつは、ミツバチが集めた花の蜜を糖度80%程度になるまで巣の中でミツバチに”熟成“させています。

昔ながらの絞り方で、非加熱です

遠心分離機で絞ったはちみつを濾過。手作業で行います。余計な加熱も一切なしなのは、大量生産ではないことと、養蜂だけの利益に頼らない会社だからです。

花の蜜だけ、だからコクが違います

絞りすぎない、それにこだわっています。絞り過ぎなければ人工的な餌をミツバチにあたえ続ける必要がなくなります。だから花の蜜だけ、味に差がでます。